記事一覧

忘れてはならない ダークツーリズム

人生でダークサイドをまったく持たない人間は まずいないであろうし、そのつらく厳しい過去は 人としての魅力を培う。地域にも、光の部分があれば、 必ず悲しみをたたえ ... more

神と自然の景観論

民俗学は、どこか遠い昔の記憶のようであっても、 知らず生活の習慣となり、心に鎮座しているものが多い。 地域に残る神事や伝承は、どのような理由として 受け継がれて ... more

山と里の民族思想

山と里の結界の民族思想は、 おとぎ話を聞くようでとても興味深い。 里山と奥山の境界意識は、里山は人の領域、 奥山は神の領域として奥山に対しての敬虔な 心意は長く守 ... more

江戸時代の「大山詣り」

古代から丹沢の山並みにそびえる大山(神奈川)は 原始の時代から神の山として土地の人々に崇められた。 文献で記録に現れるのは、天平勝宝8年(755年) 東大寺開山の最高 ... more

懐石と会席

茶の湯の料理から生まれた懐石料理は、千利休時代のこと。 「懐石」という字を使うようになったのも、茶の湯の基本である 禅の思想・侘び茶の精神が意に沿った字として、 ... more

正月

お正月は、年神様を迎えて新しい年を祝うもので、 これまで正月様、歳徳神、年神様などと呼び、 新しい年の五穀豊穣を祝うものでもありました。 また、古来先祖供養も行 ... more

忍城

天下統一を目指す豊臣秀吉により行われた北条攻め (小田原征伐)により、関東の城を次々と攻め入る中、 唯一最後まで落とせなかった城がある。 現在埼玉県行田市に位置 ... more

小田原城の始まり

小田原城の始まりは平安時代末期。源頼朝の挙兵の際、側近として 仕えていた湯河原の有名な武将、土肥実平の嫡男(土肥遠平)の居館で ありました。父土肥実平は源頼朝より ... more

原 敬 市民をこよなく愛し、愛された日本の内閣総理大臣(第19代目) 

日本に多くの功績を遺した方の中で、 特に尊敬してやまない方がいる。 日本の内閣総理大臣第19代目を務めた 原 敬(はら たかし)氏その方である。 出身地である盛岡の原敬 ... more

上杉鷹山 賢者は木を考えて実を得る

「木によく肥料をほどこすならば、労せずして確実に結果は実る。 ゆえに賢者は木を考えて実を得る。小人は実を考えて実を得ない」 上杉鷹山は、このような教えを当代屈指 ... more