上野東照宮の昇り龍(左甚五郎 作)
上野東照宮は徳川家康公(東照大権現)
を神様としてお祀りする神社で、
危篤の家康から高虎と天海に、
「自分の魂が末永く鎮まる所を作って
ほしい」と遺言され建造。
現在の社殿は慶安4年(1651年)に
家康の孫である徳川家光が改築し、
徳川家康(東照大権現)・
徳川吉宗・徳川慶喜を祀ります。
唐門には左甚五郎(ひだりじんごろう)
作の昇り龍・降り龍の彫刻があり、
偉大な人ほど頭を垂れるということから、
頭が下を向いている方が昇り龍と
呼ばれています。
左甚五郎は江戸時代初期に活躍
したとされる伝説的な彫刻職人で、
作品はあまりにリアルな為、
その木彫りの動物たちが夜な夜な
歩き出したという伝説を持っています。
落語でも有名。
※ここの龍も、毎夜不忍池の水を飲みに
行くという伝説があります。
戊辰戦争や関東大震災でも焼失せず、
第二次世界大戦にも不発弾を被っただけで
社殿の倒壊は免れ今に至っています。
必勝祈願など、パワースポットとして
多くの人に親しまれるのも分かるような
気がいたします。
[ – sara 桜羅 – ]
上野東照宮
http://www.uenotoshogu.com/