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日本を愛した外国人、ラフカディオ・ハーン – 小泉八雲 –

日本を愛した外国人といえば、まずラフカディオ・ハーンの名前が

思い浮かばれるのではないでしょうか。

今の日本人が知ることができない日本の良さを、当時の日々の生活から

描き出したのが、ラフカディオ・ハーンでした。

今回は、ハーンが記した随筆「日本の面影」より一部をご紹介いたします。

どこの国でもそうであるように、その美徳を代表してるのは

庶民の中にこそ、その魅力は存在するのである。

その魅力は、喜ばしい昔ながらの慣習、絵のようなあでやかな着物、

さらには美しく心温まる先祖崇拝を今なお守っている大衆の中にこそ、

見出すことができる。

もちろん、どんな生活にも暗い面はある。だが、よく見ていけば

いくほど、その並外れた善良さ、奇跡的とも思えるほどの辛抱強さ、

いつも変わることのない慇懃さ、素朴な心、相手をすぐに思いやる

察しのよさに、目を見張るばかりだ。/ラフカディオ・ハーン

今も昔と変わらず、あたりまえの日常生活として残る良さが、

この国にはまだまだ沢山あるように思います。

また、日本人が気付かないこの国の良さを、ここまで美しく書き記せたのは、

ハーンがそれだけ日本という魅力に心奪われ、愛していたからに違いないと

感じています。

ラフカディオ・ハーン <改名:小泉八雲>

アイルランド人の父と、ギリシア人の母を持ち、

19歳でアメリカに渡る。

以後、世界各地を転々とし、1890年に通信記者として

日本に来日。1896年に小泉節子と結婚し、小泉八雲と

改名。英語・英文学を講じる一方、日本文化の本質を

明らかにする作品を書き続けた。

[ – sara 桜羅 – ]

 

小泉八雲記念館
https://www.hearn-museum-matsue.jp/

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