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花火王国の威力を感じて~新潟花火の夜

新潟三大花火は、海の柏崎・山の片貝・川の長岡と言われますが、新潟まつりのフィナーレを飾る新潟花火も素晴らしいものです。越後線が信濃川を渡るあたりの河畔に上がる花火ですが、市街地であるため、市民のほとんどが鑑賞することのできるものです。信濃川の両岸には、やすらぎ提と言われる広大な河畔があり、8月第2週の日曜日は花火三昧の一日となります。川沿いのマンションの住人は、この日は選りすぐりの料理を持ち寄って、ホームパーティーをする方も多いと聞きます。音が聞こえてから河畔へ向かう人々も多く、車、自転車、徒歩渋滞が起きます。新潟県人は、その誰もが花火好きと言われ、日帰りで花火を見に遠征する人も少なくありません。柏崎までは約100キロ、東京で言ったら、熱海に花火を見に行くようなものです。長岡花火に至っては、JR東日本は新潟・長岡間の臨時の新幹線を運行するほど、夏の風物詩に興じることが出来る日本一の花火王国、それが新潟県です。

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