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[ 中秋の名月 ] 名月が美しく映える松島

月夜の美しい季節になりました。

名月がことに美しく映える松島には、
豊臣秀吉から伊達政宗が拝領し伊達政宗が度々月見を行った
観瀾亭(かんらんてい)があり、月を見る場所として素晴らしいことから、
月見御殿と呼ばれていました。

松島や月と言えば、伊達政宗が残した言葉が心打たれます。

「曇りなき 心の月を さきたてて 浮世の闇を 照らしてぞ行く」

この言葉には、何も見えない暗闇の中でも、
月の光を頼りに道を進むように、先の見えない戦国の時代、
自分が光になって闇を照らし、国を作り直すという思いと、
自分が信じた道を頼りにただひたすら歩いてきた一生であったとの思いがありました。


[ 中秋の名月 ]

旧暦の8月である「中秋」は、
月がもっとも明るく美しく見えるとされてきました。
これにより、旧暦の8月15日の月を「中秋の名月」と呼ぶようになり、
お月見に最適な日となりました。
一般的には、この中秋の名月のことを「十五夜」といわれています。

[ – sara 桜羅 – ]

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