観光情報総合研究所 夢雨東京

外を眺めると~増上寺から

2019年の振り返り。一昨年のこと、東京タワー方面から大門を越えて浜松町まで歩いてみました。

東京タワーの直下には、数多くの国内外からの観光のお客様、暑さを避けるため、少しばかりの日陰に群がるように、そのほとんどが隠れていました。タワーからの山を下りて増上寺の境内をショートカット、この大きな境内地は、数年前日本最大の観光商談会「ツーリズムエキスポ」のオープニングパーティー「ジャパンナイト」が、大雨の中行われたと記憶しています。寺社仏閣は、観光誘客におけるキラーコンテンツになる得るものですね。

増上寺は浄土宗の寺社、徳川家の菩提寺です。上野の寛永寺が鬼門に位置するのに対し、裏鬼門に位置し、江戸幕府の安寧を祈るために幕府の庇護を受けた寺院です。

写真は、後方の大殿から三門、大門(旧総門)へと直線的に続く道です。江戸時代の都市計画が垣間見れます。JRを利用する外国人は、ほぼこのコースを歩いて東京タワーに向かいます。

三門の外には、最近都内を傍若無人に走り回るカートに乗った外国人が隊列を組んでいました。

「郷に入っては郷に従う」という諺通り、やはり守るべきものは守らねばなりませんね。

観光は、将来に継続すべき大切なものですから・・・

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