sara 桜羅読み物歳時記

秋の言葉遊び 『紅葉(もみじ)』

日本には、季節ごとに様々な言葉があります。それは日々の行事や

自然の美しさ、霧ひとつとっても季節ごとに言い表し方が違います。

奥湯河原がこれから迎える『紅葉(もみじ)』もまたひとつ。

「もみじ」とは、木々の葉が赤や黄に色づく事を

「もみじ」(もしくは「紅葉」)と言うそうです。

山の上でいち早く紅葉するのを「初紅葉(もみじ)」。

うっすら色づいているのを「薄紅葉(もみじ)」。

濃く色づいたものを「濃紅葉(もみじ)」。

山で鮮やかに色づくものが「櫨(はぜ)紅葉」・「漆紅葉」・「蔦(つた)紅葉」。

里での紅葉は「柿紅葉」・「桜紅葉」。

また、黄色になる木は「銀杏黄葉」・「柏紅葉」など。

こうした名前を冠したものを一括して「名の木紅葉」といい、

名前を知らずにいる木々については「雑木紅葉」といいます。

そして、紅葉を楽しみながら酌み交わす事を「紅葉酒」というのだとか。

[ – sara 桜羅 – ]

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