sara 桜羅読み物珠玉の言葉

橘曙覧

ほしかるは 語り合える友一人

見べき山水 ただ一ところ

「欲しいもの。

それはまず心底から語り合える友一人、

それから、

自然の美しい風景が見られる場所一ヵ所」

日本の歌人、橘曙覧(たちばなのあけみ)(1812-1868)は、

歌集『独楽吟』の中でこの句を残している。

清貧の生活を自ら選び、生き抜いた歌人が

「人生を最も豊かにする大事なものは何であるか」と、

生きた言葉として今の時代にも伝えています。

[ – sara 桜羅 – ]

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